新しい研究室 平成10年度より新しい建物の新しい研究室を使用しています.学生諸君の居室はかなり広くなりました.ゆとりのある空間で思考できることは素晴らしいことです. 研究室の計算機環境 大学や研究所の情報系部門では,ワークステーションが好まれ,UNIXが好まれています. 大学から産み出された成果物であったことやネットワークへの対応に優れていたことが 主な要因であると思われます. 一方,個人の閉じた環境で使われてきましたパソコンは,ネットワーク環境が普及するにつれ, LANに始まり,より広大なネットワークへの接続が図られてきました. 現在のパソコンの能力や機能をもってすれば,充分に業務活用できてしまいます. そんなことから現状では,基幹業務にはメインフレームやワークステーションを用い, 末端業務や周辺業務にはパソコンを用いるといった形態になっています. 周辺からコンピュータはパソコンに置き換わってきています. 事実,ソフトウェア開発業務に携わる卒業生の多くが, MS-Windows95/98/NT上のソフトウェアを開発しています. だからと言って,全てがMS-Windowsになる訳ではありません. コンピュータや基本ソフトウェアの特性に適したシステム構成が取られ, 当面,コンピュータやOSが混在したシステムとして開発・運営されていくと思われます. 本研究室では,社会の現状に則し,複数のOS上で開発を進めています. しかも,それぞれが独立しているのではなく, 極力,連携して作業できるコンピュータ環境を準備しています. また,そのような環境でソフトウェア開発してもらうための ソフトウェア開発環境を提供することを研究テーマとしています. ![]() 図.研究室所有設備 |
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